生身のからだで感じる働きの一つとして、 鍼で 『える・き』
『得気<とっき>』と 言われるものがあります。
鍼が初めての人は 全てが先入観で チクチクと { 感じるもの = 痛い } という
{ 何かを感じた= 痛み } という方程式のような思い込みが本当に残念です。
鍼灸術は いつも 話している通り 『刺激療法』です。
つまり、経穴<ツボ>に 鍼を打つことで 『ズシ〜ン』『つぅ〜ん』という感覚が
おこります。 鍼灸術では こういった現象を 『響き』といいます。
その他にも、電気が走ったかのように ” ビリビリ ” 感覚 や 掴まれているような圧迫感
粘土のような沼地に足をとられたような重だるい感じ や 絡まるような引き連れた感じ など
治療の目的に応じてさまざまな ” 感触 “ を得ることがあります。
鍼灸術で分類すれば だいたい、6種類 ありまして 鍼で感じるものを
・酸:だるい感じ ・脹:張ったような感じ ・重:圧迫された感じ ・麻:しびれたような感じ
の4種類と お灸で感じるものを ・散:ジワジワ広がる感じ ・温:温かい感覚が広がる という
2種類で表現ができます。
ただ 鍼灸治療が初めての方は『得気<とっき>』を”痛み”と勘違いしてしまい
今までに感じたことがない、刺激で ” 恐怖心を抱いて ” しまわれた方が、たくさん
おられるようで もう2度と鍼灸治療は『御免だよ〜( ´Д`)y━・~~』って結果に
なってしまっていることが 多く ほんとうに残念でなりません。
しかしながら、鍼灸治療は、刺激療法なので ” 感じる ” ことで治療を成すことも事実です。
『得気<とっき>』が感じるから悪いとかではありません。
『得気<とっき>』とは ” 身体言語(伝える表現の一つ)ツール “ ってことを
知っていただければ幸いです。
また不調や病気の症状を緩和させるには、ある程度の『得気<とっき>』も
大切な刺激量と言う事を、ご理解頂けるとうれしいです。
なお、この「響き」は、鍼灸師の技量や経験によってちがいます。
苦手な方は おしゃっていただければ コントロールも可能です。
鍼灸治療は「ひびき」を得る事が目的ではなく、不調を取り除いたり、疾病を治すことで
体質改善ができて体調を整えることができます。
『響き』の 心地よさにハマる!かもしれません。
ぜひ 興味を持たれた方は お近くの鍼灸院へどうぞ!



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