『人前で話すことが多く、急に 咳き込んで止まらなくなる。』
大きな病院の専門医にかかって、胸部X線写真や胸部CT検査でも異常がなくて、
たいへん困っている。という ご相談は珍しくありません。
みなさんも、お気づきのように 肺の臓が 病的に変化しています。
咳のお悩みにも種類がありますが きょう話す内容は 『痰がからまない咳』です。
鍼灸では まず、身体の外側からなのか、身体の内側からのものか を見極めていきます。
次に、色々と判断を進めていくと、気管支の” 浄化作用の問題 ” に辿り着きます。
これらのことから、 鍼灸術では 臓腑機能の低下を疑います。
鍼灸術での ” 肺の働き ” の良し悪しは、皮膚や体毛あるいは毛穴でみます。
いわゆる からだの表面と呼吸運動をみています。
呼吸運動が悪るければ、のどにも異常がありますし 気血の流れにも問題があると考えます。
たとえば イガイガ するなど。 咳と同時に感じるもの でも、ありません。
つぎに身体のなかには血液以外にも、たいせつな ” 栄養作用をもった「津液」と言われる水分 ” が
あります。この ” 津液=水分 “ を運び変化させるには『腎・脾・三焦・膀胱』の働き が必要です。
つまり、鍼灸術で考える 臓腑の活動で、それぞれの臓器の『気・血・水』が不足すると
機能低下がおきます。
よって、咳が止まらなくなった原因としては 気血の流れによる異常で ” 熱 ” を及ぼし
” 津液=水分 “ に影響されて、気道粘膜などを潤わすことができなくなっている。
とおもいます。 さらに 蒸された状態がつづくと 声がでなくなったりすることもあります。
以上なことから 病的 つまり 咳が止まらなくなる状況がおきているのですが
現代医学の検査では異常としての確定結果が出せなかった状況なのかもしれませんね。
こんな時は 鍼灸術が得意とするところです。(ニコッ笑)
良かったら お近くの鍼灸院へ ご相談してみてください。



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